キャットシッター
福岡に帰省する姉の家へ、留守番を兼ねて 猫のご飯の世話とトイレの掃除に行く。 毎年恒例のことで、 今年はそれに小1になった姪っ子の 朝顔の水やりも加わった。 ちょうど猛暑が続いていた時。 猫が無事でいるか気が気じゃなかった。 でもちゃんと猫用のドアから部屋を移動したり 冷却マットで乗り切っていた様子。 持って行った仕事をしたり、 漫画『はじめの一歩』の続きを読んだりして過ごしてきた。 人懐っこい猫で、何かしていると寄って来てとてもかわいい。 帰るときはいつも心苦しくなる。


ポンヌフの恋人
いつか観ようと思いつつ、見逃していた映画のひとつ。 1991年、レオス・カラックス監督作。 ジュリエット・ビノシュ演じる、 訳あって工事中の橋の上で暮らすようになった女と その女が気になり世話をやくようになる 不眠症のホームレスの男の恋愛。 橋の上で花火を見た日をきっかけにして 互いを必要とするようになっていくけれど、 「生活」が目の前に現れた途端にうまくいかなくなっていく。 ジュリエット・ビノシュも身ぎれいになった姿よりも 最初の、野良犬みたいな鋭い目つきをしていた時のほうが 魅力的に見えた。 花火のシーンが最高潮だったんだろうなと思う。 最後は結末に反して寂しさが感じられた。

