さぼうる(神保町)
神保町に60年以上前からある喫茶店。 周りの書店・古書店で買った本を読んだり一息つくのにふさわしい、 ちょっと暗くて少人数ずつの席が多く並んでいる店内はすでに半分ほど埋まっている。 ひとり掛けの45cm角くらいの木のテーブルにつく。 モーニングサービスセット500円を頼むと コーヒーのミルクポット、湯呑みのような器に入った砂糖、食卓塩、水がセットされた。 店内に流れるなつかしの歌謡曲(この時は中山美穂「ビーバップ・ハイスクール」等) を聴きながら少し待つと、木のトレーに乗せられたバターロール、野菜サラダ、ゆで卵と コーヒーが運ばれてきた。 バターロールの横から切れ目を入れてバターを塗り、 そのまま食べたり野菜やゆで卵(半熟ではなく固ゆでだった)をはさんだり。 近くの席の女性が頼んでいた、いちごジュースもおいしそう。名物らしい。 ちょうど座っていた席から見下ろすような位置に入り口があり、 柵にもたれかかりながらお客さんを迎えるように立つマスターが見える。 このお店に長く通っている人はこうやってマスターがいると ほっとするのかも、と思いをめぐらせた。


猿田彦珈琲 アトレ恵比寿店(恵比寿)
アトレ恵比寿1階にあるコーヒーショップ。 客席に目立った囲いがなく、サッとコーヒーを飲んで行くのに良さそうなつくり。 席数もわりとあって、奥に座ればゆっくりできそう。 モーニングセットのグラノーラにはヨーグルト・ミルク・カフェオレの いずれかを選んでかけるようになっている。 コーヒーショップだし、珍しさにもひかれてカフェオレを選択。 本日のコーヒーにつくミルクはポーションミルクか温かいミルクか聞かれた。 席につき、温かいフォームミルクを入れたコーヒーを飲みながら 番号札がわりに渡されたトランプ(コーヒーにちなんだ柄)を眺めて待っていると 木製トレーに乗せられたグラノーラが到着。 黄色い陶器のボウルの中に、何種類入っているか分からないくらい シリアルの他にナッツやドライフルーツがごろごろ見える。 無糖のアイスカフェオレをかけ、ざっくりとすくって食べてみる。 ざくざく、カリカリ、ぎゅうぎゅう、色々な食感を噛み締めていると 口から鼻をカフェオレの香りが通りぬけてきた。不思議な感覚。 ナッツの香ばしさとドライフルーツの甘さ、カフェオレのまろやかな苦味が

