寿司清(東京)
乗り換えなどで東京駅を利用することが最近続いて、
そのたびに東京駅構内を時間を忘れるほど散策して楽しんでいる。
遠出する人が欲しいもの、雑貨に服に化粧品、なんでも揃う。
食品にしても、軽くつまめるものからしっかりとお腹にたまるものまで
あらゆる種類のお弁当やお惣菜がきれいに並び、つやつやと輝いている。
手土産にするようなお菓子も、パッケージやキャッチコピーにそそられ
お土産を持っていくあてもないのについ立ち止まってしまう。
グランスタ内にある寿司清は
カウンターとテーブル席、持ち帰り用のパックを販売するショーケースが
限られたスペースにうまく収められている。
板さんがカウンターの中で店内用と持ち帰り用の寿司を握っていた。
さっと食べられる出汁茶漬けにできる、ハラスいくらセット。
まず白ごはんで少し食べたあと、薬味をのっけてかつお出汁をかける。
そういえば、ごはん、魚、玉子、のり、って理想的な朝食の組み合わせだな、と気づいた。
味噌汁の代わりはかつお出汁ってことで。
食べ終わり、のれんをくぐる時に
「ハイ、いってらっしゃい!」と威勢のいい板さんの声が聞こえた。
新幹線に乗ってどこかへ行きたい気持ちを抑えて、家に帰る。