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さぼうる(神保町)

  • hiranoyu
  • 2018年8月13日
  • 読了時間: 1分

神保町に60年以上前からある喫茶店。

周りの書店・古書店で買った本を読んだり一息つくのにふさわしい、

ちょっと暗くて少人数ずつの席が多く並んでいる店内はすでに半分ほど埋まっている。

ひとり掛けの45cm角くらいの木のテーブルにつく。

モーニングサービスセット500円を頼むと

コーヒーのミルクポット、湯呑みのような器に入った砂糖、食卓塩、水がセットされた。

店内に流れるなつかしの歌謡曲(この時は中山美穂「ビーバップ・ハイスクール」等)

を聴きながら少し待つと、木のトレーに乗せられたバターロール、野菜サラダ、ゆで卵と

コーヒーが運ばれてきた。

バターロールの横から切れ目を入れてバターを塗り、

そのまま食べたり野菜やゆで卵(半熟ではなく固ゆでだった)をはさんだり。

近くの席の女性が頼んでいた、いちごジュースもおいしそう。名物らしい。

ちょうど座っていた席から見下ろすような位置に入り口があり、

柵にもたれかかりながらお客さんを迎えるように立つマスターが見える。

このお店に長く通っている人はこうやってマスターがいると

ほっとするのかも、と思いをめぐらせた。

ちょっと緊張しながらマスターの前を通り、店を出て駅へ向かう坂道をのぼる。

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